一夜明けて
田口さん、セコンドの大久保さん、観戦に来てくれた方々、昨日はお疲れ様でした❗
欲を言えば勝たせてあげたかったとは思いますが、2Rに巻き返してドローに持ち込めたのも、紛れもなく田口さんの日頃の練習成果だと思います😊
試合後の打ち上げでは、田口さんが実は左利きだった事なども発覚し、色々な意味で気付きの多い1日でした!
特に田口さんの試合を見ていて強く感じたことは、とても当たり前なことですが、人によって得意なこと不得意なこと、その他様々な個性に寄り添っていかなければいけないということ。
田口さんの年齢を考えたらポジションの取り方も、もう少し俊敏性に頼らない方法が良かったかもしれないし、動体視力の衰えを考慮してカウンターに依存しないスタイルにするべきだったかもしれない。
ましてや、選手の利き手利き足も知らないとは、指導者として理解不足も甚だしいと大変反省しました⤵️
そこでこれからは、選手ともっと話し合い理解して、一人一人に寄り添ったスタイル、練習方法を築いていきたいと思います。
得意不得意に限らず、好きな選手や戦い方、やってみたい技等、なんでも話し合いましょう🗣
普通の指導者であれば自分がやってきた事や知っている事を100%伝えきることに尽力するのかもしれませんが、僕は人間一人一人の特性に完璧にアジャストした指導を理想としています。また、自分の知らない事であれば選手と一緒に勉強します。
それこそが指導者としての自分が最も得意とする分野であり、うちのジムでしかできないことだと考えています。
ただ、やってもいないのに出来ないと決め付けたり、大した時間を費やしもていないのに自分には向いていない、等と判断することは認められません🙅
得意不得意なんて、今回の田口さんのように、自分の目標のために出来る限りの時間を費やし、全力を出しきって初めて見えてくる物です。
自分に限界を感じている人は、まずは自分が全力を出し切れているか、もう一度考えてみてください。
皆さんが全力を傾けてくれるのならば、僕が必ず目的地まで導いてみせます。