キックボクシングクラスの級分けについて

いつもサクシードジムをご利用頂き誠にありがとうございます。
日頃から全ての会員様にご満足頂くため、初心者~上級者まで分け隔てなく取り組んで頂ける課題作りを思索しておりますが、現状当日参加者の中間レベルを狙った課題内容となり、結果全ての参加者に最大限の満足を与えられていないのではないかと頭を悩ませております。

そこでこの度、「初級~中級」「中級~上級」等とある程度幅を持たせていた級分けを「初級」「中級」「上級」と明確に分離し、参加する会員様自らに適正レベルの課題を選択して頂けるよう配慮致しました。

具体的な各級の課題基準は以下の通りです

【初級クラス】
運動経験なしの初心者~アマチュアCクラス(各大会の初心者向けのクラス)で勝利を目指すレベル

【中級クラス】
Bクラス(各大会の中級者向けのクラス)出場~Bクラスで勝利を目指すレベル

【上級クラス】
Aクラス(各大会の上級者向けのクラス)出場~Aクラスで勝利を目指すレベル

試合出場が必須というわけではなくあくまでもレベル感の話であり、例えば試合出場の意思がなくとも初級クラスを修める頃にはCクラス勝利者相当の実力を身に付けている。といった目標の課題内容となります。

そして中級者以上が初級クラスに参加することが無意味かと言うと決してその様なことはなく、寧ろ上級者になるにつれ疎かになりやすい基本動作を細かく練習する良い機会となります。
逆に、初級者が中級クラスに参加してはいけないかと言うとその様なこともなく、確かに要求レベルが上がる分課題内容は難解になるかもしれませんが、応用技術はあくまで初級技術の延長上にあるため、自分が今後どういった方向性で成長していけば良いかを一足先に知れる機会となります。
ただし、初級者が上級クラスに参加することは少し難しい場合もありますので、そちらは事前にご相談頂ければと思います。

下記の図はレベル分けを考慮した上での課題への取り組み方の指標です。

図は人が物事を習得する過程でのプロセスのチャートとなりますが、どんな技術もまずは知る事から始まり体得を目指します。
未経験者が初級クラスから参加した場合を例にすると、人は通常Aから始まりBを経てCに至ります。
即ち最初は「知らないし出来ない」。次に「知っているけど出来ない」。最後に「知っているし出来る」です。
そして次に中級クラスに進み新たにAから始めるというのが上達への流れです。

例えば中級者以上の場合は既に初級クラスではCへと至っているのでしょうが、ここで考えて欲しい事はそれが『完璧』かどうかです。
初級クラス修了の指標がアマチュアCクラスでの勝利ですので、Cクラスの試合であれば100回中100回、1000回中だったら1000回確実に勝てるのか。
100回中、1000回中に一度でも負ける場合があるならそれは完璧ではありません。
実際、プロ選手の中にも「あの選手は〇〇が下手だ」「この選手は△△が苦手だ」等があり、上達の過程で取りこぼした技術が多々あることも事実です。
プロの現場ならばそれがつけ込む隙となり、結果敗北にも繋がります。
なので、中上級者以上の人には下級クラスのCの先、即ち完璧を求める作業にこそ尽力してもらいたいというのが私の考えです。

補足の話にはなりますが、図のDに目を向けてください。
稀に見受けられますが「知らないけど出来る」という状態。これは大変危険な状態です。と言うよりこれは「出来ているつもりになっている」場合がほとんどです。
当り前ですが完成品を知らずに調理して料理が出来上がることはありません。料理名を聞いてなんとなくそれっぽい料理になっているだけです。
仮に、何かの奇跡で偶然にも「出来る」状態であったとしてもそこに再現性はなく、スランプに陥ればあっさりと「出来ない」状態に変わります。
どんな技術であれ何故自分が「出来る」かを理解し、言葉で説明でき何時でも再現できる状態を心がけて練習に励んでもらえたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です